スタバ中国 オリーブオイルを加えたコーヒーの販売開始

スタバ中国 オリーブオイルを加えたコーヒーの販売開始

22日、上海のスターバックス酒坊(Bar Mixato)が売り出したイタリア産オリーブオイルを使ったコーヒーマティーニ。(上海=新華社記者/許曉青)

 【新華社上海3月27日】米コーヒーチェーン大手スターバックスの中国法人、星巴克企業管理中国(スターバックス中国)は22日から、スターバックスのコーヒーとイタリア産エキストラバージンオリーブオイル(以下、オリーブオイル)を組み合わせた新シリーズ「オリアート(Oleato)の販売を開始した。

 スターバックスの創業者で名誉会長のハワード・シュルツ氏は上海を訪れ、同社の中国市場における継続的な発展に自信を示した。同氏は、スターバックスは枠を超えてコーヒーの創造性を示し、コーヒーの無限の可能性を追求し続けるあくなき探究心を示したと述べた。

スタバ中国 オリーブオイルを加えたコーヒーの販売開始

22日、イタリア産オリーブオイルを使ったオートミールラテを作る上海の店舗スタッフ。(上海=新華社記者/許曉青)

 オリアートに使用するのはイタリアのシチリア島で百年の歴史を持つファミリー企業のオリーブオイルだという。一連の商品はすでにイタリアや米国、日本などのセグメントされた市場でテスト販売され、消費者から好評を得ている。

 同社の王静瑛(おう・せいえい)董事長兼最高経営責任者(CEO)によると、同社は中国で製品のイノベーションを続け、顧客の期待を超えるコーヒー体験の新たな波を作り出していくという。

 同社は2025年までに中国市場で9千店舗を展開するという目標を立てており、これまでに7千店を突破、うち上海には千店舗以上がある。(記者/許暁青)

スタバ中国 オリーブオイルを加えたコーヒーの販売開始

21日、上海を訪れ、中国の顧客やパートナーにオリアート誕生の物語を話すスターバックスの創業者で名誉会長のハワード・シュルツ氏。(上海=新華社記者/許曉青)

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