「紅こうじ」含む健康食品摂取、一時入院 茨城県内の女性 手足むくみ、倦怠感 県が小林製薬との関連調査

茨城県庁=水戸市笠原町

茨城県は27日、「紅こうじ」の成分を含む健康食品を摂取した県内の50代女性が手足のむくみや倦怠感を訴えて入院していたと発表した。既に回復し、退院している。食品が小林製薬(大阪府大阪市)の紅こうじ成分入りサプリメントかどうかは現時点で分かっておらず、県が関連を調べている。

同県水戸市内の医療機関から26日、健康被害を疑う事例があると市保健所に情報が寄せられた。大阪市からは同日、小林製薬の紅こうじ原料が県内の食品製造業1事業者に供給されていたと県に情報提供があり、確認を進めている。

© 株式会社茨城新聞社