和と洋の融合、新鋭アーティストSHINGIIIIII、ハワイデビュー!

東京、沖縄、ハワイをベースにアーティストとして活躍されるシンギー(SHINGIIIIII)さん。まず真っ先に感じたのは、なんともユニークなお名前です。ローマ字で、「I」を6つつなげたアーティスト名は、シンギーさんのライフナンバーが6で、6にこだわりを持っているから。本名は信儀(のぶよし)と言い、漢字の音読みが「シンギ」なので、最後の「I」を6個にしてシンギーと名付けたそう。さすが、アーティスト。とってもユニークです。

クリエイティブな名前を持ったシンギーさんの得意ジャンルは、水墨画、現代アート、アニメーション、そしてデザインアート。新鋭アーティストとして幅広いジャンルで活躍されています。

油絵をやっていた母親の影響で、幼少期からアートに目覚めたシンギーさん。8歳からコンテストに作品を出品するようになり、9歳の時に小・中学生が出品する明治生命主催のコンクールで最優秀賞を受賞するなど、絵画展やデザイン展で数々の賞を受賞されてきました。少年時代から才能が開花したシンギーさんは、色の強いもの、目に見えないものを描き、審査員に強烈な印象を残し評価されてきました。

浮世絵師の葛飾北斎の作品や版画家の川瀬巴水の作品を見て刺激を受けたのが、なんと若干19歳の時でした。そして20歳で水墨画の道に進むことを決意したシンギーさんは、白と黒で奥行きを作る技法を学び、コンテストに出品するように。26歳の時に水墨画で新人画家の登竜門である水墨画全国展で奨励賞を受賞し、日本画家の巨匠である平山郁夫氏に評価をもらって本格的にアーティストとして活動をスタートしました。

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