アンソニー・デイビスが約52分プレイ レブロン・ジェームズ不在のレイカーズを勝利に導く

日本時間3月27日(現地26日)、ロサンゼルス・レイカーズは敵地でミルウォーキー・バックスと対戦し、2度の延長の末128-124で勝利した。レブロン・ジェームズを欠くレイカーズは、アンソニー・デイビスが51分52秒に出場。34点、23リバウンド、4ブロックを記録して、大黒柱の穴を埋めた。レイカーズはそのほか、八村塁が16点、14リバウンドのダブルダブル、オースティン・リーブスが29点、14リバウンド、10アシストのトリプルダブル、ディアンジェロ・ラッセルが29点、7リバウンド、12アシストをマークしている。

序盤は苦しんだレイカーズだが、第4クォーターで19点差を追いつき延長に持ち込む意地を見せる。1度目の延長終了間際にはデイミアン・リラードのシュートをブロックするなど勝負所での活躍が目立ったデイビスは、劇的な逆転劇を「楽しかった」と総括した。

2度目の延長終盤に3ポイントを沈めたリーブスは、「これは子どもの頃に夢見たこと。仲間と一緒にアウェイに行き、素晴らしいチームと戦ってビッグショットを決めるなんてね」と、自身の一発を振り返っている。

一方、バックスのヤニス・アデトクンボはフリースローを6本中1本しか決められず、局面でも2本連続で外してしまった。ドック・リバースHC(ヘッドコーチ)は、「試合序盤に正しいプレイをしていた時は、美しいバスケットボールだった。勝てると思っていたが、勝てなかった」と、終盤でチームが崩れたことを悔やんだ。

なお、レイカーズは今季ジェームズが欠場した試合で6勝4敗と勝ち越している。ジェームズ不在時に勝率5割以上を記録したのは、2012-13シーズンのマイアミ・ヒート以来となる。

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