中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村の無人農場で除草作業を行う自走式無人農機。(小型無人機から、亳州=新華社記者/杜宇)

 【新華社亳州3月28日】中国安徽省北西部の亳州市譙城区双楼村にあるハイテクを駆使した「無人農場」が春の農期を迎えている。1990年代生まれの焦瑞(しょう・ずい)さんが経営する千ムー(約67ヘクタール)にわたって広がるこの農場では、自走式無人除草機などの自律的な農機を遠隔操作することで、農地の施肥や除草を無人で完了できる。

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村で農業機械を運転して畑に向かう焦瑞さん。(亳州=新華社記者/杜宇)

 焦さんの農場はスマート意思決定システムを構築し、モノのインターネット(IoT)やビッグデータ、人工知能(AI)などの情報技術を駆使、自律的な意思決定と作業が可能なスマート機器を運用することで、2021年から耕起・作付け・管理・収穫の各段階の無人化、精密化、スマート化を実現し、労働生産性を効果的に向上させている。

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村にある無人農場。(小型無人機から、亳州=新華社記者/杜宇)

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村の無人農場で小麦の生育状況を確認する焦瑞さん。(亳州=新華社記者/杜宇)

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、無人農場の意思決定指令室で農場の各種リアルタイムデータを確認する焦瑞さん(右)と父親の焦魁(しょう・かい)さん。(亳州=新華社記者/杜宇)

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村の無人農場で、あらかじめ設定したルートに沿って自動で農薬を散布する農業用無人機。(小型無人機から、亳州=新華社記者/杜宇)

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村の無人農場で除草作業を行う自走式無人農機。(亳州=新華社記者/杜宇)

中国安徽省の若手農家、ハイテク駆使し「無人農場」実現

19日、安徽省亳州市双楼村の無人農場で除草作業を行う自走式無人農機。(亳州=新華社記者/杜宇)

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