今後の繁殖を見据え秋田と静岡の間で行われたホッキョクグマの引っ越しは順調に進みました。
男鹿水族館GAOで5年過ごしたメスのホッキョクグマの「ユキ」は27日午後静岡の浜松市動物園に向け出発しました。引っ越し作業は順調に進み水族館を訪れていた人や職員が出発を見送りました。
一方、浜松市動物園からは9歳のメス「モモ」が男鹿水族館にやってきました。水族館によると27日の午前中に到着し、比較的落ち着いた様子でいるということです。新たな環境に慣れることや健康管理を優先するためいつから展示を始めるかは現段階では未定で様子を見ながら判断するということです。
また、男鹿水族館では27日朝にゴマフアザラシの「みずき」が出産しました。7回目の出産です。赤ちゃんはオスで体長73センチ、体重は約11キロです。親子の状態は良く基本的には展示スペースにいるということです。