「試合ができる状態」W杯得点女王・宮澤ひなたがなでしこジャパンに復帰! 指揮官が明かす怪我の状況は...「ピッチ外でも積み上げが必要」

日本サッカー協会は3月28日、「2024 SheBelieves Cup」に臨むなでしこジャパンのメンバーを発表。宮澤ひなたが代表復帰を果たした。

宮澤は昨夏に行なわれた女子ワールドカップで5ゴールを挙げ、2011年大会の澤穂希氏に続いて、なでしこジャパンから2人目となる大会得点女王に輝いた。

しかし、昨年12月のブラジル遠征で右足首を骨折。今年2月、パリ五輪アジア最終予選の北朝鮮との2連戦では招集外となっていた。

今回のメンバー発表会見で池田太監督は、宮澤の怪我の状況を説明。出場できる状態だと明言した。

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「宮澤選手は、我々のメディカルチーム、そして所属チームともしっかりとコミュニケーション、コンタクトをとっているなかで、彼女の怪我からのリハビリの状況もしっかりと把握しています。

そのなかで現在、このSheBelieves Cupに向けて、彼女は所属チームではしっかりトレーニングを積んで、試合ができる状態であるというふうな情報もある」

実際に出場するかについては、「彼女のコンディションや戦い方の中で、どういうふうにプレーするかはこれから」としつつ、「限られたオリンピックまでの活動のなかで、ピッチ外でも積み上げが必要だと思い、招集しました」と語った。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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