屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の鄭畈堰(ていはんせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日、小型無人機から、武漢=新華社記者/肖芸九)

 【新華社武漢3月28日】中国国家文物局がこのほど発表した2023年度中国十大考古新発見に、湖北省荊門市の屈家嶺(くつかれい)遺跡が選ばれた。屈家嶺を中核として殷家嶺(いんかれい)、鍾家嶺(しょうかれい)、冢子壩(ちょうしは)など十数カ所を一体とした新石器時代の大型遺跡で、年代は5900~4200年前とされる。

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の一角。(2023年12月4日、小型無人機から、武漢=新華社記者/肖芸九)

 近年の調査で堰(せき)や貯水区、かんがい区、余水路など地勢に合わせて築かれた大規模な水利システムを発見。当時の人々が自ら水を制御し、利用しようとする理念を持っていたことが示され、長江中流域の先史時代の文明化プロセスを研究する上で貴重な証拠となった。(記者/肖芸九)

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屈家嶺遺跡の熊家嶺堰(ゆうかれいせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

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屈家嶺遺跡の熊家嶺堰(ゆうかれいせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

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屈家嶺遺跡の熊家嶺堰(ゆうかれいせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

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屈家嶺遺跡の「F38」大型建築跡で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

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屈家嶺遺跡の鄭畈堰(ていはんせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日、小型無人機から、武漢=新華社記者/肖芸九)

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の鄭畈堰(ていはんせき)で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日、小型無人機から、武漢=新華社記者/肖芸九)

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の「F38」大型建築跡で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の「F38」大型建築跡で発掘作業をする考古学スタッフ。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

屈家嶺遺跡を訪ねて 中国湖北省荊門市

屈家嶺遺跡の「F38」大型建築跡で出土した磉墩(そうとん、礎石下の基礎遺構)。(2023年12月4日撮影、武漢=新華社記者/肖芸九)

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