インフルエンザ 前の週から感染者数減少も警報続く【新潟】

インフルエンザ警報続く

県は28日、県内の感染症の状況を発表しました。インフルエンザは前の週に比べて感染者数が減ったものの、依然として「警報」が続いています。

県は24日までの1週間に県内の指定医療機関から報告があった感染者数をまとめ、1医療機関あたりの平均の感染者数を発表しました。
インフルエンザは、前の週の38.0から減少して29.05となりました。国の「警報」の基準の30は下回ったものの、依然として感染者数が多い状況が続き、警報は続きます。
感染状況を地域別にみると多いところでは、上越が47.88、新潟市が36.25、村上が35.0となっています。

新型コロナウイルスは7.81で前の週の11.36から減っています。
「プール熱」とも呼ばれる咽頭結膜熱は2.18で、同じく減少傾向となっていますが、終息基準の1を下回るまで、県はこちらも警報の発令を続けています。

県はマスクの着用や外出から帰宅した際の手洗い、体調が悪い時は外出を控える、など基本的な感染対策を呼び掛けています。

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