福島県内の多くの小中学校では28日、離任式が行われ、子どもたちが恩師を笑顔で送り出しました。
このうち、会津若松市の鶴城小学校で行われた離任式では、8人の教職員が児童に見送られました。式では、退職する山岸実校長が、3年間過ごした小学校の教え子に別れのあいさつをしました。
鶴城小学校・山岸実校長「ぜひ4月からも、新しい先生方と一緒に、なりたい自分に向かって頑張ってほしい」
これに対し、代表の児童がこれまでの感謝を伝えました。
児童代表・吉田悠真さん「僕たちは、先生方に教えていただいたことを忘れずに鶴城小学校の一員として精一杯頑張ります。先生方も僕たちや鶴城小を忘れないでください」
離任式を終えた教職員は、児童たちに見送られながら校舎を後にしました。
この春。県内の公立小中学校などでは261人が退職し、2200人あまりが人事異動で職場を移ります。