秋田県警本部の森田正敏本部長が２９日の離任を前に会見を開き、約２年間の秋田での任期を振り返りました。
森田正敏本部長：「安全で安心な秋田の実現に向けてしっかりと結果を出せたと思うし本部長としての責務を果たせたと自負している」
森田本部長は「新型コロナの５類移行後経済活動が活発になる中で、犯罪率や交通事故件数を全国でも低い水準に維持することができた」と振り返りました。
その一方、やり残したこととして県内で相次ぐ特殊詐欺被害の対策を挙げました。
森田正敏本部長：「最近増加している金融商品詐欺やＳＮＳ型投資詐欺は（被害防止へ）あらゆる媒体を使った広報が必要であると思っている」
森田本部長の後任には、警察庁捜査一課特殊事件捜査室長の山本哲也さんが就きます。
