JR鶴見線武蔵白石駅の上りホーム、一時立ち入れず 運転士が信号確認せず発進、警報装置が作動

線路(資料写真)

 JR東日本横浜支社は28日、鶴見線武蔵白石駅(川崎市川崎区白石町)で、同日午前8時40分ごろから約43分にわたり、上りホームに利用客が立ち入れない状態が発生したと発表した。

 支社によると、同駅発鶴見行き上り普通電車の男性運転士が、信号を確認せずに電車を発進させ、通路用警報装置が作動した。ホームに通じる駅通路に遮断棒が降り、利用客が入れなくなった。

 同支社によると、運転士は「発車時刻に気を取られ、信号の確認を怠った」と話している。利用客にけがはなかった。上下線3本が最大で9分遅れ、約50人に影響した。

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