横須賀市立中央斎場の火葬炉で事故 整骨作業中に服が燃え、やけどで1人重傷

横須賀市役所(資料写真)

 横須賀市は28日、市立中央斎場(同市坂本町)の火葬炉で27日に40代の作業員1人がやけどを負う事故があったと発表した。市が原因を調べている。

 市健康総務課によると、作業員は業務委託先の炉製造メーカー社員で、同日午後4時10分ごろ、遺体の火葬後に、1人で炉内にある冷却室で骨上げ前の整骨作業をしていたところ、服が燃えているのに気付いた。同僚と消火し、救急車で病院に搬送され、入院した。意識はあるが重傷という。

 同斎場には10炉あり、事故のあった炉は当面休止する。

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