コロナ助成金の不正受給で6社公表 横浜の清掃業者は5億円超で過去最高額

神奈川労働局が入居する横浜第二合同庁舎=横浜市中区(資料写真)

 新型コロナウイルス対策で国から支給された助成金を巡り、神奈川労働局は28日、県内の6社が不正受給していたと公表した。

 同局によると、清掃業の「華誠」(横浜市中区)は2020年4月~21年2月、従業員数を水増しして虚偽の申請書類を作成し、雇用調整助成金5億1333万円を不正受給した。コロナ助成金関連で、同局が返還を命じた最高額になるという。

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