三浦貴大が奈緒&磯村勇斗「演じ屋 Re:act」に出演。主題歌はHilcrhymeの書き下ろし楽曲「ドラマ」に決定

三浦貴大が、WOWOWで5月24日から放送・配信する連続ドラマW-30「演じ屋 Re:act」(金曜11:00)に出演することが決定。ダブル主演を務める奈緒磯村勇斗、三浦によるメインビジュアルも公開された。さらに、Hilcrhymeの新曲「ドラマ」が主題歌に決まった。

「演じ屋」は、「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」のテレビドラマ版、映画版などを手掛けた野口照夫氏が、2000年代初頭にインディーズ作品として制作した「演じ屋」を、21年に奈緒と磯村の主演で連続ドラマ化した。「演じ屋 Re:act」は、そのシーズン2となり、前作同様に監督・脚本を野口氏が担当。依頼された役になりきるという職業の“演じ屋”が、演じることで人々の心を救っていくヒューマンストーリーだ。

三浦が扮(ふん)するホームレス・長田顕一は、ホームレス襲撃事件の犯人を見つけ出すため、おとり捜査を行っている演じ屋のメンバーたちと交流を持つようになる。しかし、彼はある事件をきっかけにホームレスになっていた。その事件の真相も徐々に明かされる。

本作への出演が決定した三浦は「物語の性質上、多くを語ることができませんが、翻弄(ほんろう)され続ける中でも心(しん)を保ち続けることの難しさを感じる毎日でした。そんな中で、演じ屋の頼もしいメンバーに大変助けられました。ぜひ、彼らの活躍を楽しんでください」とアピールしている。

そのほかにも多彩な共演者が発表となった。

演じ屋にホームレス襲撃事件の捜査の手伝いを依頼する要領のいい若手刑事・悠木一真役に中尾暢樹。部下の悠木と共に冷徹で威圧的な捜査を行う実力派ベテラン刑事・越川則夫役は弓削智久。ゲイのホームレスで杉本を慕い、今の生活に心地よさを感じているよっちゃん役に殺陣剛太。NPOの若手スタッフとして、ホームレスの援助をしている心優しい青年・深川翔平役に三河悠冴。

また、長田の妻で、とある事件をきっかけに夫が失踪し、不安な毎日を送る長田恵美を中越典子が演じる。目が不自由な女子高生・遠野葵役を外原寧々。傷害事件で逮捕され、留置所に収容されている黒鉄ちあき役はかみちぃ(ジェラードン)。恵美の兄嫁で、時々、恵美の娘の面倒を見ている坪井静⾹役に愛原実花。恵美の兄で、夫が失踪し、不安を抱える恵美の生活を支えている坪井省吾役を近藤公園が担う。

さらに、穏やかで心優しい性格だが、前科があるとのうわさがあるホームレスのリーダー的な存在・杉本彰良役には尾美としのりが決定した。

前作と同じ、演じ屋メンバーも登場。リーダー・英太役の笠原紳司、ユリ役は青山倫子、新一郎役の藏内秀樹、セイル役の永瀬ゆずな、ポリスこと衣笠源二郎役の今井孝祐が続投する。また、演じ屋のお得意様・相澤役の袴田吉彦も名を連ねる。

なお、7月15日にメジャーデビュー15周年を迎えるHilcrhymeが、ドラマのために書き下ろした新曲「ドラマ」は、5月29日に発売されるベストアルバム第3弾「BEST 15 2009-2013 -The Beginning & Flying-」に収録される。

“演じ屋”の松田アイカ(奈緒)と、演じ屋という職業に魅了され一員となった柴崎トモキ(磯村)。2人は依頼を受けて、惨殺されるふりをする仕事をしていた。そこに、ホームレス襲撃事件の張り込みをしていた刑事が、本当の惨殺事件と勘違いして駆けつけてしまう。刑事ともめている間に、ホームレスが暴行される事件が発生。捜査を妨害したことで、演じ屋一行は事件に協力するはめに。トモキがホームレスを演じて公園に住み込み、犯人を突き止めるべくおとり捜査に乗り出す。その先で彼らの前に立ちはだかるものとは?

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