昨季王者レンジャーズが開幕戦サヨナラ勝ち 鈴木誠也は二塁打放つ

【カブス3-4xレンジャーズ】延長10回タイブレーク@グローブライフ・フィールド

昨季球団史上初のワールドシリーズ制覇を成し遂げたレンジャーズは日本時間3月29日、本拠地でカブスとの開幕戦を迎え、延長10回までもつれた熱戦の末に4対3でサヨナラ勝ちを収めた。10回裏二死満塁からジョナ・ハイムがサヨナラタイムリーを放ち、レンジャーズ5番手のデービッド・ロバートソンが今季初勝利(0敗)をマーク。カブスはクローザーのアドバート・アルゾライが1点のリードを守れず、7番手のドリュー・スマイリーは今季初黒星(0勝)を喫した。

初回にダンズビー・スワンソンの犠飛で先制されたレンジャーズは、4回裏一死1・3塁から新人ワイアット・ラングフォードの犠飛で1対1の同点に。6回表にコディ・ベリンジャーのタイムリー二塁打で勝ち越されたものの、直後の6回裏にアドリス・ガルシアの1号ソロで再び同点とした。9回表には球審がファウルチップを見逃すという不運もあり、1点を勝ち越されたが、9回裏に代打トラビス・ジャンコウスキーが起死回生の1号同点ソロ。そして、10回裏にハイムのタイムリーで劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

オープン戦で打撃好調だったカブスの鈴木誠也は「2番・右翼」でスタメン出場。初回の第1打席はピッチャーゴロ、4回表の第2打席はセンターフライに倒れたが、6回表の第3打席でレフトへの二塁打を放ち、次打者ベリンジャーのタイムリー二塁打で勝ち越しのホームを踏んだ。8回表の第4打席はレフトフライ、10回表の第5打席はショートゴロに終わり、5打数1安打。右翼手の守備では9回裏一死1塁の場面でマーカス・セミエンのライナーを捕球し、素早く一塁へ送球して併殺を完成させた。

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