1週間で1500人以上 3月末で閉館する青森市の「棟方志功記念館」に連日多くの来館者

青森市の棟方志功記念館には、3月31日の閉館を前に、連日多くの人が訪れています。

閉館まで残り3日となった29日も、午前9時半の開館と同時に県内外から多くの人が訪れ、作品を鑑賞していました。

【訪れた男性】
「棟方志功の生涯を描いた本を読んでいたので、それに合わせてまた最後見てみたいなと思いました」
「何度もここは、自分でも来ていますし、青森に来る友人とかがいれば、必ず案内していました」

【訪れた子ども】
「もやもやいっぱい描いてあっておもしろかった」
「動物とかいっぱい描いてあった」

閉館が近付くにつれ来場者は増えていて、28日までの1週間で1日平均でおよそ250人、合わせて1500人以上が足を運びました。

【訪れた女性】
「閉館されると聞いたので、最後に来てみました」
「お庭も建物も素敵なので、何らかの形で残れば良いなと思います」

閉館した後の建物や庭については、青森市が県などと協議をしたうえで、青森ゆかりの文化・芸術家の業績を学び、版画を含めた文化芸術の体験学習ができる施設として活用していく考えを示しています。

棟方志功記念館の開館時間は、午前9時半から午後5時までです。

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