海老名市役所周辺、市街化区域に編入 39ヘクタール、市内で過去最大規模 新たにマンションなど建つ見込み

 これまで住宅や商業施設などの建築が制限される市街化調整区域だった神奈川県海老名市の市役所周辺約39.4ヘクタールの土地が29日、市街化区域に編入された。市街化調整区域から市街化区域に変更されたまとまった一体の土地としては市内で過去最大の規模で、新たにマンションや商業施設などが建つ見込み。近年、海老名駅周辺を中心に商業施設や大規模マンションが完成するなど開発が続く同市のまちづくりがさらに進展することになる。

 新たに市街化区域になったのは、同市中新田、河原口、勝瀬、中央、大谷にまたがるエリア。市役所の北側、東側、西側に位置する。市の方針では、同エリアはブロックごとに機能分担が図られている。

© 株式会社神奈川新聞社