教頭、周囲に「代行呼んだ」 2次会も参加、酒気帯び疑い逮捕

 職場の送別会の帰りに酒気帯び状態で運転して事故を起こしたとして、須賀川署に酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕された須賀川一小教頭の男(50)=鏡石町中町=について、須賀川市教委は29日、男が2次会にも参加して飲酒し、周囲に「代行が来るから大丈夫だ」と話していたと明らかにした。

 市教委によると、男は27日、教職員ら約40人が出席し、同市で開かれた送別会でビールなどを飲んだという。

 男は教頭を務めるのは3校目で、勤務態度は真面目だった。森合義衛教育長は29日、市役所で記者会見し「子どもたちや保護者の信頼を損なった」と陳謝した。市教委は、4月8日から同校にスクールカウンセラーを派遣する。同署は29日、男を釈放した。任意で捜査を続ける。

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