大分市羽田でチューリップ3千本が見頃 ユニークなかかしもお出迎え【大分県】

見頃を迎えたチューリップと地元のボランティア=29日、大分市羽田

 【大分】大分市羽田の「はだ花咲き会」(山村良洋(よしひろ)会長)が植えたチューリップ約3千本が見頃を迎えた。地元のボランティアが制作したかかし18体も登場。住民らの目を楽しませている。

 場所は羽田で、JR豊肥線の「大分社前踏切」近くにある山村会長(81)所有の畑(約490平方メートル)。地元の「たきお子ども食堂」(徳田英利代表)が協力し、昨年12月に子どもたちが球根を植えた。

 今月20日ごろから赤や黄色のチューリップが咲き始めた。交通整理の旗を持った男性やニワトリなどユニークなかかしもある。山村会長は「住宅地で緑が少なくなった。少しでも地域の方々に楽しんでもらいたい」と話した。

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