栃木県が栃木市に新たに整備した自然体験型の教育拠点施設が4月1日にオープンするのに先立ち、30日、開所記念式典が開かれました。
東北自動車道佐野藤岡インターチェンジにほど近い栃木市岩舟町の県営みかも山公園内に新しくオープンするのは「栃木県立みかも自然の家」です。関係者らが出席して開所記念式典を行いました。
施設は、県が総事業費およそ69億5千万円をかけて整備し、鉄筋と木造の混合2階建てでの建物には県内産の杉や大谷石のほか益子焼が使われています。
宿泊できる客室は46部屋で定員は204人、研修室や体育館も備え自然体験活動や企業研修、スポーツ合宿にも対応します。
また、屋外の活動広場ではキャンプが可能なほか、県の青少年教育施設としては唯一、音楽室が設置されています。
運営は民間企業が行い、すでに多くの個人利用者から予約が入っているということです。オープンは4月1日となります。