建築・建設業界のイメージ変える取り組み 女性アスリートのキャリア支援 源は「楽しみながら仕事を」

労働者不足と高齢化問題に直面している建築・建設業界で事業を展開する会社が、ある取り組みを行っています。

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埼玉県三郷市で施工・不動産・運送事業を担う会社、株式会社Grant Homeの代表を務める、高橋翔太さん。各業界で人工知能(AI)の導入が広がりつつあるなか、「人間にしかできない仕事は何か」を追い求め、職人の価値を向上させることで建設業界の問題解消を目指しているといいます。

職人の平均年齢は35歳で、社員の33%が20代、最年少は18歳と、若い職人を輩出している同社。業界内で「女性の雇用は1割程度しかない」という現状に着目し、近年は女性アスリートのキャリア支援にも力を入れています。

女性アスリートは競技を続けながら働く人が多いと、高橋さん。「プレーをしながら働くことについての主体性は本人に任せており、プレーに集中したいのであれば、プレーを優先的にできるような環境をつくっている」といいます。「どうせなら楽しみながら仕事をしてほしい」という思いが、その源にあるそうです。

いま、「建築・建設業の現場のイメージを変えたい」という高橋さんは、「自分の身の回りのモノの世界であったら変えられる」と、まずは社内での改革を実践。

その1つとして、同社では“職”と“人”の成長を促す独自の教育メゾットで職人を育てているとのこと。「その延長上で業界の社長たちが賛同してくれている。ミニマムだけど、この世界観でゆっくりと確実に変えていくやり方でいる」と、高橋さんは今の取り組みに手ごたえをつかんでいるようでした。

※ラジオ関西『セケンテー/ぼくらは囚われない』2024年3月16日放送回より

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