【ダービー卿CT】戸崎「ゲートだけを気をつけてました」パラレルヴィジョンが重賞初制覇

3月30日、中山競馬場で行われたG3・ダービー卿チャレンジトロフィーは、2番人気のパラレルヴィジョンが重賞初制覇を飾った。57.5キロを背負った1番人気のディオは11着敗退。

ダービー卿CT、勝利ジョッキーコメント
1着 パラレルヴィジョン
戸崎圭太騎手
「(届くという感触がありました?)そうですね、届く位置でという感じで進めてました。後ろの馬もいたんでね、ちょっとそれもありましたので。でも前かなというか、切り替えはしました。反応も良くて、体重も16キロマイナスでしたけども、なんかそのあたりがスッキリして良くなってるのかなと感じました。攻め馬の時もいい感触でしたし、すごく乗りやすいのでゲートだけ気をつけてました。(1600mの対応は?)十分に対応できてますし、ここに来てなんか精神的な落ち着きさも出て、それがレースの結果に繋がっているのかなというのも感じてます。(戸崎騎手このレース連勝です)馬のおかげでもう感謝したいと思います」

レース結果、詳細は下記のとおり。

3月30日、中山競馬場で行われた11R・ダービー卿チャレンジトロフィー(G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1600m)は、戸崎圭太騎乗の2番人気、パラレルヴィジョン(牡5・美浦・国枝栄)が勝利した。3/4馬身差の2着に8番人気のエエヤン(牡4・美浦・伊藤大士)、3着に5番人気のアスクコンナモンダ(牡5・栗東・中内田充正)が入った。勝ちタイムは1:32.9(稍重)。

1番人気で北村宏司騎乗、ディオ(牡5・栗東・辻野泰之)は11着、3番人気で大野拓弥騎乗、ニシノスーベニア(牡5・美浦・上原博之)は4着敗退。

好位から抜け出す

戸崎圭太騎乗の2番人気、パラレルヴィジョンが嬉しい重賞初制覇を決めた。レースでは絶好のスタートを決めて好位2、3番手へ。終始スムーズな立ち回りで直線まで運ぶと、坂を登ってから先頭に立つ走りで鮮やかな勝ちっぷりだった。

パラレルヴィジョン 13戦6勝
(牡5・美浦・国枝栄)
父:キズナ
母:アールブリュット
母父:Makfi
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 パラレルヴィジョン 戸崎圭太
2着 エエヤン M.デムーロ
3着 アスクコンナモンダ 岩田望来
4着 ニシノスーベニア 大野拓弥
5着 ダディーズビビッド 三浦皇成
6着 タイムトゥヘヴン 北村友一
7着 セッション 横山武史
8着 レイベリング 丹内祐次
9着 アルナシーム 横山和生
10着 ラインベック 石橋脩
11着 ディオ 北村宏司
12着 クルゼイロドスル 津村明秀
13着 ドルチェモア 内田博幸
14着 インダストリア 石川裕紀人
15着 グランデマーレ 田辺裕信
16着 キミワクイーン 菅原明良

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