終盤に劇的2ゴール、レバークゼンが逆転勝利で初優勝へまた一歩近づく【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

レバークーゼンは30日、ブンデスリーガ第27節でホッフェンハイムをホームに迎え、2-1で逆転勝利した。

代表ウィーク前の前節フライブルク戦を3-2の逃げ切り勝利として7連勝とし、2位バイエルンとの10ポイント差を維持した首位レバークーゼンは(勝ち点70)は、シャビ・アロンソ監督が来季も指揮を執ることが明言された中、ドイツ代表帰りのヴィルツがシック、ホフマンと3トップを形成した。

自陣に引く8位ホッフェンハイム(勝ち点33)に対し、押し込む入りとしたレバークーゼンは11分、ヴィルツのパスを受けたジャカが枠内シュートをマーク。

さらに18分、ヴィルツがカットインシュートで牽制し、ハーフコートゲームとしていたレバークーゼンだったが、33分に失点する。ヴェグホルストとのワンツーでバイアーにボックス内に侵入され、初シュートを決められた。

攻めあぐねていたレバークーゼンだったが、前半終盤に攻勢に転じる。42分にジャカが意表を突いたコントロールシュートでゴールに迫ると、追加タイムにはCKの流れからアンドリッヒが決定的なヘディングシュートを放つも枠を捉えきれず、1点ビハインドで前半を終えた。

迎えた後半も押し込む流れとしたレバークーゼンだったが、崩しきれないことを受けて58分にアドリを投入。すると63分にチャンス。フリンポンがボックス内から際どいシュートを浴びせた。

さらに76分にも決定機。シック、アドリが立て続けにGK強襲のシュートを放ったが、バウマンの好守に阻まれる。攻勢のレバークゼンは87分、イグレシアスのシュートがバーに直撃し、運にも見放されたかに思われた。

それでも1分後、ショートコーナーの流れからアンドリッヒのボレーが決まって同点とすると、追加タイム1分に一気に逆転。テラの右クロスにシックがボレーで合わせた。

これが決勝点となって39試合無敗を維持。リーグ戦8連勝とし、初優勝へまた一歩近づいている。

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