いわきの店舗、被害発生の紅麹扱わず 小林製薬・健康サプリ問題

 小林製薬の「紅麹(べにこうじ)」を使ったサプリメントを巡る健康被害問題で、自主点検の対象173社に含まれていたいわき市の店舗が一部販売していたのは、健康被害が発生している紅麹ではなかったことが30日、同店への取材で分かった。

 同店によると29日夜、小林製薬側から「種類もロットも無関係」との連絡を受けたという。同店は引き続き、商品の回収を行っていくとしている。

 同店は購入希望者のみに紅麹を小分けにして販売していた。健康被害の可能性が浮上して以降、購入者全員に返品を呼びかけ、全員から同意を得ているという。

© 福島民友新聞株式会社