「常磐もの御膳」いかが 双葉・レストランエフ、4月1日から

常磐もの御膳は「福の恵」

 双葉町産業交流センター2階の飲食店「レストランエフ」は4月1日から、団体客向けのランチメニューとして、本県沖で水揚げされた新鮮な"常磐もの"や県産食材を使った「常磐もの御膳」を新メニューに追加し、提供を始める。

 常磐もの御膳は「福の恵」(3000円)、「福の幸」「福の郷」(いずれも2500円)の3種類。浪江町の請戸漁港で水揚げされたヒラメやしらす干し、常磐もののアンコウ、県産米、福島牛、伊達鶏、郷土料理「いかにんじん」など県産食材にこだわった。

 また周辺施設への配達限定で、御膳メニューを詰めた「常磐もの弁当」(2000円)の提供も始める。

 レストランは広野町の東双不動産管理が運営し、東日本大震災からの再生が進む双葉町で飲食需要に応え、地域の復興を支えている。センターに隣接する東日本大震災・原子力災害伝承館の来館者や県外から訪れる人々に本県のおいしい食の魅力を発信し、消費拡大につなげる考えだ。

 御膳と弁当は10食以上の注文から、10日前の予約が必要。営業時間は午前11時~午後2時半。定休日は火、日曜日。問い合わせはレストランエフ(電話080.5842.2640)へ。

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