CLレアル・マドリード戦は“約1週間”分の休養差で対戦へ マンチェスター・シティのペップは不満示す「1日でも多く……」

写真:今後の日程に不満をもらしたグアルディオラ監督 ©Getty Images

シーズンも終盤戦に突入し、欧州各国で激しいタイトルレースが繰り広げられる中、昨季に続いて3冠の可能性を残しているマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、今後の日程の過酷さを嘆いた。スペイン『Relevo』が伝えている。

「水曜夜にアストンヴィラと戦い、土曜昼にまたゲームがある。そして、火曜にはレアル・マドリードとの対戦(CL準々決勝1stレグ)だ。マドリードは9日間の準備期間がある。“9日間”だぞ。プラス1日で良いから我々にも準備する時間が欲しい……」

「(CL準々決勝2ndレグ後)土曜にはチェルシーとのFAカップがある。彼らはマンチェスターには来ない。我々が5時間かけて移動する。問題はない、すでに経験済みだ。水曜にCLを戦って、週末はいつも“土曜”にゲームが組まれる。毎回だ」

「問題は疲労の蓄積だよ。我々はロンドンまで行き、彼らは移動を免れる。なのに、日曜開催にはならない。UEFA、FIFA、そしてテレビ局にそれぞれの仕事があることは分かっている。でも、私にも自分の仕事がある」

「シティがCLを戦っていることを考慮してくれていると思うか?私はそうは思わない。フランスではそんなことにはならないし、PSGにはもっと多くの時間が与えられる。ポルトガルなどでも同様に(CL前には)金曜開催などの処置がとられている」

シティはイギリス国内で唯一3冠達成の可能性を残しているが、過密日程の4月を乗り切り、前人未到の2年連続3冠達成はなるだろうか。

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