松山を代表するオーセンティックバー「Con Alma」で楽しむ愛媛の味

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松山観光の夜に。愛媛の味を堪能できるBar「Con Alma」

松山市内でお城や温泉を満喫した後は、愛媛ならではのカクテルを片手にゆっくりと旅の余韻に浸ってみませんか?「Con Alma」は愛媛の味を堪能したい観光客こそ立ち寄るべきバーです。一歩店内に足を踏み入れると、木の香りが漂い、一枚板のカウンターや心地良い木製の椅子がお客様をお迎えします。

マスターイチオシのオリジナルカクテル:麦みそジントニック・シュゲン

「Con Alma」ではオリジナルカクテルからアイリッシュコーヒーまで幅広いメニューを楽しむことができます。マスターのイチオシのお酒は愛媛ならではのカクテル「麦みそジントニック」と石鎚黒茶を使った「シュゲン」です。

「麦みそジントニック」には愛媛県産の甘い麦みそが使われています。日本の食文化に欠かせない「みそ」ですが、日本全国生産量の約8割を「米みそ」が占める中、愛媛をはじめ四国エリアで昔から愛されている「麦みそ」は日本国内生産量3.8%と、大変珍しいものです。大豆に麦麹を加え作られる麦みその特徴は、甘さです。その味と成分が評価され、全国的に知られるようになった懐かしいのに新しい、ふるさとの味です。愛媛の麦みそは、麹歩合が非常に高いこと、大豆の腐敗を防ぐための塩分が低いといった特徴もあります。さらに麦の食物繊維の量は、玄米の3倍、白米の20倍です。この麦味噌を使った味噌汁は、栄養価も高く健康的な料理であり、愛媛県では定番の家庭料理です。

麦みそと独特のスモーキーフレーバーを持つジンの組み合わせは、麦みその甘みとほのかな塩味が広がり、後味のハーバルさがクセになります。口中にミネラルがまとわりついてくる粘性のある味わいですが、ジントニックらしく飲みやすいです。

「シュゲン」には無形民俗文化財に指定されている石鎚黒茶(いしづちくろちゃ)が使われています。
愛媛県・西条市にて江戸時代から続く石鎚黒茶は、日本で最も有名な高僧、空海が伝えたと言われる製法を受け継ぎ、現在もすべての工程を手作業で行っております。石鎚黒茶は、日本国内に4品しか存在しない貴重な後発酵茶の中でもさらに珍しい二段発酵茶です。二段発酵させることによる独自の深い香りと品のある酸味が特長のお茶で、色は黄金色をしています。
華やかな香りと黒茶の酸味が特徴の「シュゲン」は、気高く強い修験の山「石鎚山」をイメージしています。
石鎚山は、四国山地西部に位置する西日本最高峰(1,982m)で、山頂まで豊かな植生を育むパワースポットです。愛媛県の西条市と久万高原町の境界にあり、古くから山岳信仰(修験道)の山として多くの人々から、あつい崇敬を受けています。また、日本百名山、日本百景、日本七霊山のひとつとされており、石鎚山脈の中心的な山として国定公園にも指定されています。

他にも愛媛県産の柑橘を使ったカクテルはもちろん、愛媛県産のシャインマスカットを使った綺麗な緑色のカクテルや、愛媛県の南のエリアを産地とする椎茸を使った優しく身体になじむ和のフレーバーのカクテルまであります。季節ごとに考案されるオリジナルカクテルのルーツをマスターに尋ねれば、愛媛県内の新たな旅先情報が得られるかもしれません。

上質な空間で堪能する厳選されたお酒

「Con Alma」は、松山観光後にくつろぐにはとっておきのバーです。落ち着いた大人な空間で愛媛の味を満喫するのは格別な体験となること間違いなしです。松山観光の1日の締めくくりに是非立ち寄ってみてください。

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