31日午後6時5分ごろ、福島市の東北道福島西―福島飯坂インターチェンジ(IC)間で、県外の高校のバス運転手から「脱輪して火が出たようだ」と東日本高速道路(ネクスコ東日本)を通じて市消防本部に通報があった。県警高速隊によると、バスには生徒ら約25人が乗っていたが、全員が車外に逃げ出し、けが人はいなかった。
同隊によると、バスの左後輪が脱輪。地面にこすれた車体から火花が散り、路肩の枯れ草を焼いたが、約35分後に消し止められた。
この影響で、東北道福島西―福島飯坂IC間下り線で約4時間、東北中央道福島ジャンクション(JCT)―福島大笹生IC間上り線と福島大笹生―米沢八幡原IC間下り線で3時間にわたり通行止めとなった。