レッズが劇的勝利 9回裏二死から二者連続アーチで逆転サヨナラ

【ナショナルズ5-6xレッズ】@グレートアメリカン・ボールパーク

前日の試合で手痛い逆転負けを喫したレッズは日本時間4月1日、ナショナルズ3連戦の3戦目で劇的な逆転サヨナラ勝ち。9回裏二死から二者連続アーチが飛び出し、6対5で勝利して開幕3連戦を2勝1敗の勝ち越しで終えた。レッズ6番手のルーカス・シムズは9回表の1イニングを無失点に抑え、今季初勝利(0敗)をマーク。ナショナルズ5番手のカイル・フィネガンは9回裏二死2塁から痛恨の連続被弾でセーブに失敗し、今季初黒星(0勝)を喫した。

3回表にCJ・エイブラムスの1号ソロで先制されたレッズは、直後の3回裏にウィル・ベンソンのタイムリーなどで2点を奪い、逆転に成功。4回裏にはスペンサー・スティアーのタイムリーでリードを広げた。ところが、5回表にレーン・トーマスの2点タイムリーで追いつかれ、7回表にトレイ・リプスコムの1号ソロ、8回表にトーマスの犠飛で1点ずつを失って2点ビハインドに。しかし、9回裏二死からジョナサン・インディアが二塁打を放ってチャンスメイクし、ベンソンの1号同点2ラン、クリスチャン・エンカーナシオン=ストランドの1号ソロと二者連続アーチが飛び出して劇的な逆転サヨナラ勝ちとなった。

開幕から12打数連続ノーヒットだったエンカーナシオン=ストランドは、今季初安打がチームを劇的な勝利に導くサヨナラ本塁打に。メジャー通算66試合目で3度目のサヨナラ打となり、出場試合数の4.5%でサヨナラ打を放つのは、1961年以降にデビューして50試合以上に出場した選手のなかで最高の割合だという。「子供のころからプレッシャーのかかる場面は得意だったんだ」と語ったエンカーナシオン=ストランド。強打の有望株はここから勢いに乗っていきそうだ。

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