【サクふわ】基本のメロンパンレシピ
人気の菓子パン・メロンパンを作ろう!
老若男女問わず誰もが好き。そして今も昔もファンの多いパンの代表・メロンパン。 スーパーのパン売り場、街のパン屋さん、そして百貨店などにあるブーランジェリー。さまざまなところで販売されていますよね。 今回のコラムでは、サクふわ食感が楽しめる基本のメロンパンのレシピをご紹介します。
メロンパンとは
メロンパンとは、パン生地にクッキー生地をのせて焼き上げた菓子パン。 食べたときにサクッとしたクッキー生地とふわっとしたパン生地が一度に楽しめます。 そもそも「なぜメロンパンというの?」と思ったことはありませんか? 由来には諸説ありますが、最もポピュラーなのは表面のクッキー生地の模様がマスクメロンの皮の模様に似ているからというもの。 バリエーションも多く、さまざまな種類が作られています。
基本のサクふわメロンパンのレシピ(6個分)
さくさくクッキー生地をまとったやわらかなパン生地。これぞ王道のメロンパンといったレシピです。
クッキー生地を作る
クッキー生地は、パン生地の一次発酵中か前日に作っておくのがおすすめ。 しっかり冷えているほうがパン生地を包みやすいです。
材料
- 無塩バター…40g
下準備
- バターと全卵を常温に戻しておく。
作り方
1. バターをボウルに入れ、砂糖を2回に分けて加えて混ぜる。
1.
パン生地を作る
材料
- 強力粉…160g
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下準備
- 焼成前までに、オーブンを設定温度より20℃高い温度で予熱する。
作り方
1. ニーダーやホームベーカリーに強力粉から全卵までの材料を入れてこねる。 *お使いの機械によってこね時間が違います。調整してください。
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「基本のサクふわメロンパン」の詳しいレシピページはこちら。
レシピのポイント
メロンパンのクッキー生地作りは脇役になりがち。でも雑に作ればバターと卵が分離してしまいます。 分離しにくい配合なので作りやすいとは思いますが、油断せずに混ぜてきちんとつながった生地に仕上げてください。 分離していない生地のほうが包みやすく、焼いたときに割れにくくきれいに焼き上がります。 卵を1個用意すれば、クッキー生地とパン生地で使い切りぐらいになると思います。
メロンパンの皮(クッキー生地)が割れるのはなぜ?原因と対策
メロンパンを作ると皮の部分(クッキー生地)が割れてしまうという失敗、ありませんか? ここでは、クッキー生地が割れてしまう原因と対策をお教えします。
まずはパン生地のとじ目をチェック!
割れてしまう理由はいろいろありますが、まずパン生地のとじ目の場所をチェックしてみましょう。 丸め直したパン生地をクッキー生地で包んだとき、パン生地のとじ目はどこにありますか? とじ目は中心にあり、生地の底(裏側)にくるようにしてください。
パンは発酵や焼成の際、とじ目や割れ目から膨らんできます。 とじ目がトップにきていたり横にきていたりすると、そこから生地が膨らんで割れてしまいます。となると、その部分にあるクッキー生地も割れてしまいますよね。 簡単なことですが、まずはとじ目の位置に注意を向けてみてください。
クッキー生地の作り方をチェック!
クッキー生地の配合なども理由の1つにはなりますが、そこは問題なしと考えます。そうすると考えられるのは作り方です。 生地の厚さは均一になっていますか? 部分的に薄すぎれば、そこから割れてくる可能性があります。 発酵時の温度は高すぎませんか? 発酵中にクッキー生地がだれてしまうと、焼いたときに割れる原因になります。 均一の厚さにのばすためには、生地が扱いやすい状態で作業するのが大切。しっかり冷やして冷たい生地を使ってください。 クッキー生地を前日に作ったり冷凍庫を利用したりするのも手です。
格子模様の入れ方をチェック!
格子模様は均一の深さになっていますか? 深すぎるところがあれば、そこから割れることも考えられます。 スケッパーなどで模様をつけるのが苦手な方は、ラティッシュカッターを使ってみてください。きれいに模様を入れることができますよ。
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ポイントを押さえて王道メロンパンに挑戦!
今回ご紹介したメロンパンのレシピは、クッキー生地のさくさく感とパン生地のふわふわ感のコントラストを一番に考えて作りました。
おいしいメロンパンを作るには、思っている以上に気をつけるポイントがいっぱい! でも少しの気配りで、ご家庭でワンランク上の仕上がりにできますよ。 おやつにもぴったりなサクふわの王道メロンパン。ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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