イタリア産の201cmFWルッカをウディネーゼが買い取りへ…先月A代表初招集の23歳は即転売も?

イタリア代表FWロレンツォ・ルッカ[写真:Getty Images]

イタリア代表FWロレンツォ・ルッカ(23)がウディネーゼに完全移籍する見通しだ。

201cmの規格外スペックで知られるイタリア産センターフォワード・ルッカ。トリノやブレシアの下部組織で育まれ、2022-23シーズンにセリエBのピサからアヤックスへレンタル移籍した。

アヤックスでは控えの域を脱せず、リーグ戦14試合2得点。今季からピサに帰還したなか、同時にウディネーゼへの1年レンタルが決まり、晴れてキャリア初のセリエA歴に。ここまで公式戦31試合で8得点3アシストをマークする。

3月の代表ウィークではA代表初招集も、小さなケガを起こしてデビューお預けに。それでも、イタリア『カルチョメルカート』は「初招集は前向きなシーズンの裏付け」と賛辞を寄せ、ユーロ2024行きも十分にチャンスがあるとエールを送る。

どうやらルッカはレンタル料70万ユーロ(約1億1000万円)+買い取りオプション750万ユーロ(約12億2000万円)でウディネーゼ入りしているようで、クラブは最終的な稟議こそまだだが、日に日に買い取り実行に近づいているという。

近々ルッカに関する“重要な会議”も開くとみられ、ここで買い取りかピサへ返却か、ウディネーゼの最終決定が下される見通しとなっている。

また、この動きは来季以降もルッカを重要戦力として位置付けているだけでなく、買い取り即転売も考慮しているとのこと。どうやら他国の複数クラブからルッカに関心が寄せられている模様だ。

イタリア産の201cmフォワード、ロレンツォ・ルッカ。ユーロ2024も開催される今夏がひとつのターニングポイントとなりそうだ。

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