商品化希望が続出!? 不二家が『LOOK』の“チョコキーボード”をエイプリルフールに発表

不二家のチョコレート『LOOK』がキーボードになった! というのはもちろんエイプリールフールネタ。ただ、その「食べられるキーボード」という発想は私たちに新たな解放の形を提示してくれる。勉強や仕事の合間のリフレッシュを文字通り”味わう”ことができる「食べられるキーボード」は、デジタルデバイスとテクノロジーに縛られがちな日常において(アイデアが現実のものとなるかどうかは別として)私たちがどのように働き、休息を取るかについての一石を投じてくれる。仕事や勉強のパフォーマンスを最大限に引き出すには、効果的な休息が不可欠。そして、その休息をもっと創造的で楽しく、そして美味しいものに変えることができたら、我々の生活ははもっと豊かなものになる。

今回のネタはチョコ味だが、例えばキーボードの各キーが異なるフレーバーのチョコレートでできていると想像してみると面白い。タイピングするごとに、アーモンドの香りがふわりと広がり、エンターキーを押すたびに、ストロベリーの甘酸っぱさが口の中に溶け出す。そんなキーボードなら、仕事や勉強の疲れも、ほんの少しの甘い休息で多いに癒やされるかも......。さらに、ユニークな点は我々にとってのストレス源である作業そのものとの関係を再考させてくれる。ちなみに、食べているウチに打てる文字が少しずつ減っていくのも面白い。完食したから、今日の作業は終わり! なんて展開もアリ?
(文=リアルサウンド編集部)

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