小林製薬の「紅麹」を含むサプリメントを摂取した人に健康被害が出ている問題で、県のまとめによりますと、1日までに県内では5件の相談が寄せられています。いずれも入院はしていません。
紅麹を含む健康食品をめぐる健康被害の発覚を受けて、小林製薬の本社がある大阪市は、3つの製品の回収命令を出しています。県はこれらの製品を持っている人に対して、直ちに摂取を中止し、身体に異常がある場合は、医療機関を受診するか最寄りの保健所に相談するよう呼びかけています。
県によりますと、相談は、3月28日までに2件、その後新たに3件の相談が寄せられ、1日までに5件となりました。
いずれも倦怠感や、体の痛み、手足のむくみなどがあり、問題の製品を摂取したことが原因であることが疑われるとして、厚生労働省に報告しています。入院はしていないということです。