石原さとみ、テレビ朝日入社式にサプライズ登壇で新入社員にエール「どんどん恥をかいて」 / Screens

4月1日、「テレビ朝日2024年度入社式」が、東京・六本木にある本社で行われ、ドラマ『Destiny』(テレビ朝日系、4月9日スタート、毎週火曜21:00~)で主演を務める石原さとみがサプライズ登壇した。

入社式の後半で呼び込まれた石原は「テレビ朝日入社本当におめでとうございます。本日は最初で最後のかけがえのない日になると思いますし、私自身22年社会人歴があるんですけど、入社式は初めてなので、すごく緊張しております。本日はよろしくお願いします」と快活に挨拶。彼女の笑顔で、新入社員たちの心を解きほぐした。

『Destiny』では、大学生活を謳歌するシーンもあることから、新入社員に“青春時代にまつわるエピソード”を発表してもらうことに。石原がボックスから紙をとって、社員たちの話を聞いた。そんな中、アナウンス部に配属された女性が「学問が青春だったので、全然遊ばなかったこと」とエピソードを明かした。

通っていた高校では、テストの順位を貼りだしていたという。負けず嫌いの彼女は、トップを狙いたいと勉強に励んでいた。そうして「全然遊んでこなかった」と振り返る彼女に対し「素晴らしい」と石原。もし戻れるなら青春を謳歌したい、と語るも「でも、それがあったから今がありますもんね!」とポジティブに返答した。司会を務めた先輩アナウンサーも「良かったよ。こうやって石原さんに肯定してもらえたんだもん!」と声をかけて笑いを誘った。

入社式の途中では、石原が新入社員一人ひとりに社員証をかけるサプライズが。また、同ドラマの試写会に招待する、と発表して喜ばせた。

そんな同ドラマについて、石原は「第1話は20年の時を超えたサスペンスラブストーリーとなっております。亀梨和也(KAT-TUN)さんと安藤政信さんとのラブストーリーなんですけど、ちょっと大人がヒリヒリする恋愛と、あと全9話分の伏線回収が楽しいサスペンスです。ぜひ考察しながら、ズキズキ、ドキドキしながらご覧ください」と挨拶した。

続けて、同ドラマのゼネラルプロデューサーとの熱いエピソードを紹介。「とても愛情のある、熱量のあるお手紙をいただいたんです。私、その人がいるから3か月乗り越えられると思ったんですね。たったひとりでも現場に熱量や愛情がある人がいたら、人はついていくんだな、とすごく感じました。なので、これからもそういう出会いがあったらいいなと思います」と胸中を述べた。

最後に新入社員にエールを求められた石原は「新しい環境で、新しい人たちと、新しいことをするって、すごく緊張するし、不安になると思うんですね。ですけど、これはとてもチャンスだと思います。どんどん恥をかいて、とことん失敗して、分からないことは分からないと堂々と言える……。今までの人生で培ってきたプライドをすべて捨てて、素直で楽しめる人になってもらえたらいいな、と思います。そして、どこまでも自分自身の伸びしろを信じてください。いつまでも挑戦し続ける、輝ける人であるように、私自身も応援しております。本日は誠におめでとうございます」と魂のこもった挨拶をした。

この模様は、局内でも放映されているという。石原の言葉を聞いた司会のアナウンサーは、新入社員含む参加者はもちろん、映像で入社式を見守る社員にも「ぶっ刺さっていると思います!」と感動していた。

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