『寄生獣』実写化記念で、描き下ろしイラスト使用の“Wカバー”版が限定出荷 縦読み電子版も配信

全世界で2,500万部以上を発行し、完結から約30年が経った今も、多くの人々を魅了し続ける漫画『寄生獣』。本作が2024年4月5日にNetflixにて配信開始の実写作品「寄生獣 -ザ・グレイ-」として映像化されることを記念し、オリジナル版『寄生獣』のカバーを巻いたWカバー仕様の商品が期間限定で出荷される。

『寄生獣』は、これまでにオリジナル版(1990年開始、全10巻)、完全版(2003年開始、全8巻)、新装版(2014年開始、全10巻)、及びコンビニコミック版(2014年開始)の4形態で刊行されてきた。各版のカバーデザインは異なりますが、作者の岩明均が新たに描き下ろしたイラストが用いられたのはオリジナル版のみ。オリジナル版は製造上の問題で再製造ができない状況だったが、今回、高解像度スキャンによりカバーを再現し、新装版のカバーの上にオリジナル版のカバーを巻いた「Wカバー仕様」で期間限定で出荷される。また、オリジナル版カバーの袖部分に掲載されていた岩明均のイラストとコメントも、今回の復刻版では再現されています。

さらに、電子コミックでは、「フルカラー縦漫画」となった新たな『寄生獣』の配信も決定。シャインパートナーズ株式会社の技術により、背景や効果の追加、フキダシ位置の調整などでより没入感のある縦読み体験が味わえる。4月3日(水)からLINEマンガとebookjapanで配信開始予定で、他の電子書店でも順次配信予定だ。

Netflixでの新しい映像作品と合わせて、貴重なオリジナル版のカバーで原作の『寄生獣」を楽しんでみてはいかがだろう。

(文=リアルサウンド ブック編集部)

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