千葉県市川市にあるサクラの名所、真間山弘法寺の「伏姫桜」がいま、見ごろを迎えています。
真間山弘法寺の「伏姫桜」は樹齢約450年のシダレザクラで、見事な花が「南総里見八犬伝」の伏姫を思わせることからその名前がついたとされています。
2024年は例年よりも開花が遅く3月20日に開花し、いまちょうど満開を迎えています。
昔に比べると木が衰え、花も少なくなっているということですが、境内には4月1日も、薄いピンク色の花が流れ落ちるように咲く様子を撮影する人たちの姿が見られました。
見ごろは4月6日ごろまでで、その後は「伏姫桜」と入れ替わるように約110本のソメイヨシノが見ごろを迎えるということです。
弘法寺の関係者は「これから先も長く楽しめるよう、大切に見守ってほしい」と話しています。