緊張も不安も希望も 新年度スタート それぞれの入社式【新潟】

新年度スタート それぞれの入社式

県内の多くの企業や官公庁が、4月1日入社式や辞令交付式を開きました。緊張の表情で式に臨んだ新社会人に意気込みを聞きました。

県庁の辞令交付式。花角知事は県政の最重要課題である人口減少問題を挙げ、新入職員の奮起を促しました。

■花角英世知事
「みなさんのような若い世代に新潟県を選んでもらう必要があります。やるべき時にはやるんだと、挑戦するんだという気持ちで仕事にあたってもらいたい。」

県は今年度、昨年度より9人多い366人を採用しています。

■代表・高齢福祉保健課 小倉彩未さん
「持続可能な魅力ある街づくりに取り組むことで、住んで良し訪れてよしの新潟県の実現に向け全力を尽くす覚悟であります。」
■総務部に配属
「高校生の頃から新潟県庁の職員として働きたく考えていたため大変うれしく思っております。これまで学生として社会守っていただく身だったのですが、これからは一人前の社会人として新潟県にひいては日本に貢献できるような社会人になりたい。」
■農業総合研究所に配属
「農家の方々が仕事をしやすい環境を作れるような仕事のサポートをしたい。」

三条市に本社を置く住宅設備機器メーカーコロナには44人が入社。大桃満社長は「和して同ぜず、人と協力しながらも自分の考えをしっかりと持ち切磋琢磨してほしい」と激励しました。

■新入社員 朝倉夏輝さん
「自分の意見を発信して、また人の話をよく聞いて、人とのコミュニケーションを大切にしながら仕事に取り組むことを意識して頑張っていきたい。」
■新入社員 上田花純さん
「不安がとても大きいが、この不安や緊張感をばねにこれから成長していきたい。」

ホームセンターを展開するコメリの入社式では、グループ会社を含め236人の新人に対して捧雄一郎社長が変化に対応することの大切さを訴えました。

■捧雄一郎社長
「新入社員は本当に目が輝いている。楽しみであるとともに一人前に成長させる責任があると思った。」
■新入社員
「やっと自分も社会人になれたので期待で胸がいっぱいです。」
「不安も多いが、それ以上にこれから頑張っていきたい気持ちが強い。」

新人たちは研修を経て、それぞれの配属先で社会人生活をスタートさせます。

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