スマホゲームで電柱を撮影・保守点検に活用 群馬・前橋市で実証実験

ぼくとわたしの電柱合戦(画像提供:東京電力パワーグリッド)

スマートフォンのゲームに参加することで街中にある電柱の保守管理の効率化につなげようと、東京電力パワーグリッドと前橋市は、今月13日から実証実験を開始します。

この実証実験は「ぼくとわたしの電柱合戦」の名称で行われ、まずプレイヤーは指定されたエリア内の電柱やマンホールなどの電力関連の設備を探してスマートフォンで撮影を行います。そして、このゲームはチーム制になっていて、撮影した電柱同士を繋いだ距離などをチームごとに競い順位を決めるシステムで、投稿に応じて獲得できるポイントでアマゾンのギフト券などの報酬を得ることが出来ます。

これにより電力の送配電を行う東京電力パワーグリッドでは、各地の電柱の写真を入手することができ、設備の老朽化などの不具合にいち早く対応できるということです。

ゲームは今月13日から始まり、エリアを変えながら6月29日まで実施される予定です。

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