マカオ航空、アフターコロナで業績回復顕著…2023年営業収入274%増、損失も8割近く縮小

マカオ国際空港に駐機するマカオ航空機(資料)

 マカオ航空の66.92%の株を保有する中国国際航空(エアチャイナ)が3月29日に公表した昨年度(2023年度)の業績報告資料によれば、マカオ航空の昨年通期(2023年1〜12月)の営業収入は前年同期から274.23%増の26.87億人民元(日本円換算:約564億円)、親会社に帰属する損失は8割近い縮小となる1.75億人民元(約37億円)だったとのこと。

 マカオ航空の昨年時点での保有機材数は20機、平均機齢は7.54年。有効座席キロは277.29%増の48.64億、有償旅客キロは443.45%増の34.86億、旅客数は448.82%増の延べ205.32万人、平均座席利用率は21.91ポイント上昇の71.66%に。

  マカオでは昨年1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。これに伴い、マカオ航空でも日本路線を含む国際路線が相次いで運航再開、増便となっている。

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