古江彩佳が2年連続“準優勝”のマッチプレー 新方式に日本勢が6人登場

マッチプレー強者の古江彩佳※撮影は2週前「ファーヒルズ朴セリ選手権 」(撮影/田辺安啓(JJ))

◇米国女子◇Tモバイル マッチプレー presented by MGM Rewards 事前情報◇シャドークリークGC (ネバダ州)◇6804yd(パー72)

年間スケジュールで唯一のマッチプレー競技が3日(水)から5日間の日程で行われる。古江彩佳が直近2年でいずれも決勝戦に進出し、2位フィニッシュした大会。ことしは4月18日(木)開幕のメジャー初戦「シェブロン選手権」(テキサス州ザ・クラブatカールストン・ウッズ)を前にした最後の試合としても脚光を浴びる。

2021年から4回目の開催で、今年は競技方式を大幅に変更した。昨年までは64人が16組に分かれてグループリーグでマッチプレーの総当たり戦を行い、1位突破した選手がトーナメントでぶつかった。ことしは96人が出場。マッチプレーでぶつかるのは、54ホール(3日間)のストロークプレーを上位通過した8人だけになった。

初日&2日目の36ホール終了時点で上位65位タイまでの選手が予選を通過し、3日目までの合計スコアで8人を決める(同スコアで並んだ場合はプレーオフ)。4日目にマッチプレー準々決勝と準決勝を、最終日に決勝戦を実施する。

古江は一昨年にチ・ウンヒ(韓国)と、昨年はパジャレー・アナナルカルン(タイ)と決勝戦でぶつかり、いずれも“準優勝”。2大会の通算マッチ成績は11勝1分2敗という無類の強さを誇る。3年ぶりの出場となる畑岡奈紗は21年大会で予選グループリーグを突破し、1回戦でパティ・タバタナキット(タイ)に敗れた。

日本勢は出場経験のある2人のほか、笹生優花、勝みなみ、渋野日向子、ルーキーの稲見萌寧が初挑戦する。出場試合で3連勝中の世界ランク1位ネリー・コルダをはじめ、セリーヌ・ブティエ(フランス)をはじめとするトッププレーヤーがフィールドにそろった。

<主な出場予定選手>
パジャレー・アナナルカルン、セリーヌ・ブティエ、ミンジー・リー、アリセン・コープス、古江彩佳、畑岡奈紗、ネリー・コルダ、ブルック・ヘンダーソン、笹生優花、ローズ・チャン、勝みなみ、チョン・インジ、レキシー・トンプソン、リディア・コー、稲見萌寧、渋野日向子

© 株式会社ゴルフダイジェスト・オンライン