【能登半島地震3カ月】県内住宅被害は2万1千棟余り 新潟市が全避難所を閉鎖【新潟】

【資料】能登半島地震で液状化被害が拡大した新潟・西区

1日で能登半島地震の発生から3カ月がたちました。県内で住宅被害は2万1千棟余りに上っています。新潟市では最後の避難所が閉鎖されました。

県の1日午後1時時点のまとめによりますと、県内で判明した能登半島地震による被害は、住宅被害は2万1541棟。そのうち全壊は102棟です。今も新たに明らかになる被害があり、半壊は2899棟、一部半壊は1万856棟ですが、その数は増えています。
けが人は重傷5人を含む49人です。

被災者向けの公営住宅は県全体で211戸が確保され、そのうち、新潟市で26戸、上越市で11戸、糸魚川市で1戸に入居しています。新潟市では最後まで新潟市西区の「老人福祉センター黒埼荘」に避難所が開設されていましたが、避難者が退所し、3月31日に閉鎖されました。
新潟市は液状化被害が拡大した新潟市西区で4月27日と30日に住民説明会を開催します。

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