3月29日、新疆ウイグル自治区クチャ市で行われた「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
【新華社ウルムチ4月2日】中国新疆ウイグル自治区庫車（クチャ）市でこのほど、「気化南疆（新疆南部へのガス供給）」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式が行われ、全長2108キロに及ぶプロジェクトが本格的に始動した。
3月29日、「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式の現場で作業する建設機械。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
工事は3期に分けて実施の予定となっている。着工した第1期は全長616で、2025年の完成後は、天然ガスパイプライン網が沿線のカシュガル地区、アクス地区、バインゴリン・モンゴル自治州などの9県・市を結び、1日当たりの最大ガス供給能力は現在の2700万立方メートルから5800万立方メートルに増加する見込み。新たに建設するパイプラインと「南疆天然ガス利民プロジェクト」などの既存パイプラインの両方にガスを供給し、南疆地域への天然ガス供給能力を大幅に高め、1千万人近い各民族の人々に恩恵をもたらす。
3月29日、「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式の現場で働く作業員。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
3月29日、「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式の現場でパイプラインを溶接する作業員。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
3月29日、「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式の現場で作業する建設機械。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
3月29日、新疆ウイグル自治区クチャ市で、「気化南疆」事業・天然ガスパイプライン工事の起工式に参加する中国石油天然気（ペトロチャイナ）傘下、中国石油塔里木（タリム）油田の従業員代表ら。（クチャ＝新華社記者/丁磊）
