【ワークショップも】日本のお香文化が体験できるイベント『香り博』4月12日から東京・京都で同時開催

香りにまつわるお店が一体となって「香り」を盛り上げる、今年初開催のイベント『香り博』。ワークショップや、限定商品の発売、普段は一般非公開の貴重な歴史資料の展示などを展開予定。暖かい春が近づいてきた今日この頃、日本伝統の香りを体験できるイベントに足を運んでみては?

老舗3社の共同イベント

薫香業界を代表する老舗の鳩居堂、松栄堂、日本香堂の3社の有志が共同して生まれたイベント。 「香りを通じて心を研ぎ澄ます時間を体験して欲しい」とい思いと「日本のお香文化を未来に継承すること」を目的としているそう。

2024年のテーマは「Origin of fragrance(香りの原点)」

普段は見ることができない、歴史の重みを感じさせる香り文化財の展示をはじめ、100年以上前の調合によるお香や復刻香など、『香り博』限定アイテムが登場。 日本の香りの原点を知り、体験できる老舗ならではのイベントテーマで、お香初心者から香道の経験者まで楽しめる。

『後伏見院辰翰薫物方』『後小松院辰翰薫物方』の写し

世界にひとつだけのお香が作れるワークショップも

香り袋作り体験 2,500円(税込) イベントでは香りで癒され、体験もできるワークショップも開催している。 オリジナルの香づくりが体験できる「匂い香づくり」や、香木の香りを鑑賞する「聞香」、また、香道の遊び「組香」を日本酒で展開する「聞酒会」など。詳しい申し込み方法については公式ホームページで公開されるので要チェック! ・初心者向け聞香体験(お土産付き) (京都鳩居堂のみ)2,200円(税込) ・匂い香づくりワークショップ 1,980円(税込) ・香り袋作り体験 2,500円(税込) 他ワークショップは公式サイトを見てみよう。

限定アイテムが手に入る

独自の歴史や技術などをもつ各社が「Origin of fragrance(香りの原点)」をテーマに、貴重なアーカイブから『香り博』のために限定復刻したアイテムを発売。なかなか手にいれることができないアイテムばかり。この機会にぜひ手に入れてお家でも香りを楽しもう。

【鳩居堂】昭和初期より製造販売している伝統の香り「線香 白鳩(しろはと)」

【松栄堂】昭和後期に松栄堂が独自開発した白いお線香「白楽(はくらく)」

【日本香堂】明治44年、天才薫香師・鬼頭勇治郎によって西洋の香水文化と日本の香文化を結びつけ創出したお香、香水香「花の花」

東京と京都で同時開催

京都、東京(銀座)の各店舗で2024年4月12日(金)から5月12日(日)にかけて開催している。店舗から店舗へ、お散歩しながら香りと歴史をたどってみるのも良いかもしれない。 詳しくは下記からチェック! イベント名称 :『香り博』(かおりはく) 開催期間:2024年4月12日(金)から5月12日(日)※時間は各店舗営業時間に準ずる 公式サイト:https://kaorihaku.com 公式Instagram:@kaorihaku_official 参加店舗: ■東京 東京鳩居堂銀座本店(東京都中央区銀座5-7-4 鳩居堂ビル) 松栄堂銀座店(東京都中央区銀座7-3-8 1F) 香十銀座本店(東京都中央区銀座4-9-1 日本香堂ビルB1F) ■京都 京都鳩居堂(京都市中京区寺町姉小路上ル下本能寺前町520) 松栄堂京都本店・薫習館(京都市中京区烏丸通二条上ル東側) 香十二寧坂店(京都府京都市東山区桝屋町349-8)

『香り博』公式ビジュアル

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