IAEA=国際原子力機関のチームが、柏崎刈羽原発で実施していたテロ対策の改善状況を確認するための現地調査が終了しました。
IAEAの調査は、柏崎刈羽原発の再稼働に向けて外部の評価を受けるため東京電力が依頼し、3月25日から4月2日まで実施されました。専門家チームが設備と運用の両面から核物質防護の改善状況を確認しました。
■IAEAテクニカルオフィサー タパニ・ハックさん
「核セキュリティの改善に向けた柏崎刈羽原発のマネジメントを目にし、2018年の調査以降、防護システムのいくつかの分野で継続的な改善がなされていることを確認した。」
■柏崎刈羽原発 稲垣武之所長
「国際専門家からいただいた様々な気づきや知見は重要な意見として所員全員で受け止め、今後はアドバイスに基づき国際基準に沿って核セキュリティを強化していく。」
IAEAは数週間後に調査報告書としてまとめる方針です。