ここ最近急ブレーキのユヴェントス 今後の結果次第でアッレグリ監督の解任も

写真:アッレグリ監督率いるユヴェントスは現在セリエAで3位に位置する

ここ最近、不振に陥っているユヴェントス。マッシミリアーノ・アッレグリ監督が今後数試合で結果を出せなかった場合、解任に踏み切る可能性があるという。イタリア『Tuttosport』が報じている。

ユヴェントスは直近9試合で1勝4分4敗と、わずか勝ち点“7”の積み上げに留まっている。現在は首位インテルと勝ち点差“20”を離されており、2位ミランに次いで3位に位置している。

現地時間4月2日にコッパ・イタリア準決勝1stレグのラツィオ戦を迎えるが、その後のリーグ戦2試合の結果次第では解任に踏み切る可能性があるようだ。『Tuttosport』によると、第31節フィオレンティーナ戦と第32節トリノ戦で不振が続く場合、アッレグリ監督の解任を真剣に検討するという。

ユヴェントスの今シーズンの目標は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の出場権獲得であり、アッレグリ監督も「我々の目標はトップ4で終わること」と幾度となく記者会見で発言している。しかし順位表に目を移すと、4位ボローニャが勝ち点差“2”とユヴェントスに肉薄しており、それにローマとアタランタが続き、CL出場権獲得に近づいてきている。

『Tuttosport』はアッレグリ監督の後任として、ボローニャのチアゴ・モッタ監督の名前を挙げているが、シーズン途中の就任の可能性は極めて低いという。したがって今シーズン中にアッレグリ監督の解任に踏み切る場合は、ユヴェントス Next Gen(ユヴェントスのリザーブチーム)のマッシモ・ブランビッラ監督、もしくはユヴェントスU-19のパオロ・モンテーロ監督を暫定でトップチームの監督に昇格させるようだ。

また、アッレグリ監督とユヴェントスの契約は2025年6月まで残されているが、チアゴ・モッタ監督はボローニャと今シーズン限りで契約が満了になる。そのため、暫定監督で今季を凌ぎ、今夏にチアゴ・モッタ氏を招へいするプランもあるという。

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