インターネット空間におけるプライバシーの在り方を考える超党派の議員連盟が2日、国会内で会合を開き、若者が直面している課題を政策に反映させるため、交流サイト(SNS)を巡るトラブルなどの実情や意見を聞いた。
「ネット社会におけるプライバシーの在り方を考える議員連盟」(プライバシー議連)の会合で、若者世代に直結する政策を提言している日本若者協議会の代表理事の室橋祐貴氏がSNSを巡るトラブル実例を紹介。写真を共有するSNS「BeReal(ビーリアル)」の人気が高まる一方で周囲の人たちのプライバシーを侵害する恐れがあることなどを指摘し、「安心して暮らせるネット社会をお願いしたい」と訴えた。
議連の共同会長で自民党の小泉進次郎元環境相(衆院神奈川11区)は会合冒頭、「ネット社会でのプライバシーの在り方を当事者として切実に考えている若い世代の皆さんから政策提言を投げかけてほしい」とあいさつした。