【名護】元プロ野球選手で西武の黄金時代をチームリーダーとして支えた石毛宏典さん（67）が3月6日、名護ロータリークラブの例会で「私の挑戦」と題して講演した。石毛さんは現在、2025年に金武町で始動予定の琉球スポーツアカデミーの開校準備に奔走している。
スポーツアカデミー事業について、まずは出口にプロがある野球やゴルフ、テニス、卓球、バスケットボールなどの競技でプロ入りを目指す若者を集め、「プロのOBやレッスンプロ、オリンピアンOB・OGを指導者として迎え入れ、若者の夢がかなうハイレベルなアカデミーをつくりたい」とアピールした。
スポーツを通した沖縄の活性化にも取り組みたいと強調し、「得意分野の野球、好きなスポーツで地域活性化に貢献したい。『スポーツをやるなら沖縄に行くしかない』と言われるくらいにしたい。スポーツを観光以上の産業にしたい」と意気込んだ。
（写図説明）「スポーツを観光以上の産業にしたい」と語る石毛宏典さん＝3月6日、名護市・ホテルゆがふいんおきなわ
