パソコンとゲーム専用機の伸び、パンデミック前を下回る見通し=調査

[2日 ロイター] - 調査会社ニューズーが発表した報告書によると、パソコンとゲーム専用機(コンソール)を合わせた市場の売上高成長率が鈍化する見通しだ。主要な新作ゲームの発売が先送りされてゲーム時間の減少が見込まれることが要因。

報告書によると、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以前の2015年から危機最中の21年までの成長率は7.2%だった。しかし23年末から26年までの伸びは2.7%にとどまりそうだという。

ゲーム時間は21―23年にかけて四半期平均で26%減少しており、今年もこうした傾向が続くと予想され、1月は約10%減っていたという。

ニューズーは「ゲーム愛好者の増加率が鈍化すれば、業界が市場規模を拡大する能力に影響が及ぶ」と指摘している。

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