元ドラゴンズ山﨑武司氏「高校卒業式で思い出すことは?」

TOKAI RADIO『Live Dragons!』(月18:00~19:00 火~金17:15~19:00 DJ平松伴康)水・木の『HOMERUN GARAGE』(ホームラン ガレージ)のコーナーでは、プロ野球通算403本のホームランを記録し、ドラゴンズなどで活躍したプロ野球解説者・山﨑武司氏が、野球人生での思い出ばなしなどを語っている。時には、趣味(クルマなど)の話も交えて、自身の大きな「GARAGE」に詰まった話を披露し

ている。

山﨑氏の高校卒業は1987年。山﨑氏は「卒業式の記憶はほとんどないなあ。キャンプ・オープン戦の頃だが、一旦、地元に帰る。チームから離れる。そのときに、ちょっとだけ気が緩む。卒業式を終えて、またキャンプに戻る。あのときの気の重さ、それは覚えている」

「まだ18歳で、子供みたいなもの。卒業式で同級生たちと会って、ワイワイやって『プロ野球ってどう?』なんて聞かれて、そこで突っ張って『やあ、楽勝だなあ』と虚勢を張って、キャンプに戻るときにドヨーンと気が重くなる。それはすごく覚えている」

「卒業するまでは、お客さん扱い。卒業すると、ドラゴンズの一員となって、お客さんが外れるわけですよ。そうすると大変なんですよ。雑用もやらなきゃいけない。先輩の当たりもキツくなる。そういうことが当時はありましたからね」

「自分たちの頃は、厳しい先輩が多くいましたから。口うるさい先輩が。コノヤロウと思いながら、やっていたのを覚えている。今は、口うるさい先輩、いなくなったからね。今は、タメ口とまではいかないが、昔ほどの先輩後輩のしゃべり方ではなくなってきたのが現状」

「プロ野球の世界に入ったということで、同級生みんな期待してくれるし、応援もしてくれる。自分も鼻っ柱が強かったから『やってやるよ。見ておけよ。すぐにテレビに出てくるからな』と大きいことを言っていた」

「今の選手も、そのぐらいの図太さがあっていいと思う。だけど、やっぱり、どこかで鼻っ柱を折られますから。野球も人生も。そうやって大きくなっていくと思う。卒業式は、ひとつの大きな区切りになると思う」

Live Dragons!

放送局:TOKAI RADIO

放送日時:毎週月曜~金曜 17時15分~19時00分

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